
アーモンドオイルをご存じの方は「スイートアーモンドオイル」という名前を、きっと聞いたことがあると思います。
でも、同時にこんな疑問もわきませんか?
「スイートアーモンドってなんだろう?」
「スイート(甘い)があるなら、その反対のビター(苦い)もあるのかな?」
そうなんです。アーモンドオイルといっても、実はスイートアーモンドオイルとビターアーモンドオイルの2種類があり、この2つには大きな違いがあるんです。
今日は、スイートアーモンドオイルとビターアーモンドオイル違いについて書いていきたいと思います。
この記事の目次
スイートアーモンド(オイル)とは?
ますはじめに、スイートアーモンドとスイートアーモンドオイルについてご説明します。
スイートアーモンドは、普段私たちが食べる、あのアーモンドのことです。
カリフォルニアの温暖な気候で育つバラ科モモ属の植物で、食用としてはとても有名な植物ですよね。
定番はやっぱりローストしてそのまま食べることですが、最近ではアーモンドミルクにして飲むことも流行しているようです。
このスイートアーモンドから抽出されたオイルが、スイートアーモンドオイルです。
豊富な栄養素を持つ
また、スイートアーモンドは栄養がたっぷり含まれていることでも知られています。
女優さんやモデルさんが美容のためにと好んで食べているイメージのあるアーモンドですが、それは、美容に良い栄養素がたっぷりだからなんです!
- 脂質:半分以上が油で、抗炎症・抗酸化作用に強い、美容の油
- ビタミン:特に多いのがアンチエイジングのビタミンと呼ばれる「ビタミンE」です
- ミネラル:マグネシウム、カルシウム、鉄分など、色々なミネラルをバランス良く含みます
- タンパク質:お肌や髪の毛の材料にもなるタンパク質もとても豊富です
- その他:カテキンやケルセチンなどの、老化防止に役立つ抗酸化物質も豊富です
このように、美容に良い栄養素がたっぷり。これらの栄養素が相乗効果を生み、食べるだけではなく、オイルとしてスキンケアや髪のケア、マッサージ用オイルとして使っても効果的なんですね。
※スイートアーモンドオイルの栄養素と美容効果などについては「保存版・アーモンドオイルのお肌・髪への美容効果とオススメ使用法まとめ!」に詳しくまとめていますので、合わせてお読みください。
ビターアーモンド(オイル)とは?
続いては、ビターアーモンドとビターアーモンドオイルについてご説明します。
ビターアーモンドもスイートアーモンドと同様にアーモンドの一種ではあるんですが、その名前からわかるとおり、「ビター(苦い)」なのが特徴です。
日本ではほとんどなじみがないアーモンドですが、それもそのはず。実は日本では食品としての輸入が禁止されているんです。
その理由が苦味の成分である「アミグダリン」。このアミグダリンは、一定量を摂ると毒性があることがわかっています。
主に「香り」として使用される
そのため、ビターアーモンドの用途は、主に「香り」付けのため。
イタリアではビターアーモンドオイルをお菓子(アミグダリンなど)の材料としてよく使用し、他の用途としては、オイルとして石けんなどの香り付けのために使用されているそうです。
しかし、アロマテラピー用のオイルとしての効能はないそうで、限定された用途で香り付けのために使用される程度のようです。
スイートアーモンドとビターアーモンドの違いのまとめ!
以上のように、スイートアーモンドオイルとビターアーモンドオイルは全くの別もの。
最後に、両者の違いを比較して、簡単にご紹介します。
スイートアーモンドオイル | ビターアーモンドオイル | |
原料の違い | スイートアーモンドが原料 | ビターアーモンドが原料 |
用途の違い | スキンケア・髪・マッサージ、食用など幅広い用途で使える | お菓子など香り付けのために、限定された用途で使われる |
安全性の違い | 安全性が高く、アレルギーも起きにくい ※ナッツのアレルギーがある方は除く |
「アミグダリン」という成分に毒性があり、一定量摂ると危険 |
販売の有無 | 日本で広く販売されている | 日本で目にすることはほとんどない |
簡単に言うと、以上のような違いがあります。
ビターアーモンドオイルは毒性があって、ちょっと取扱いが怖いなとも思いますが、日本で目にするアーモンドオイルはほとんどが「スイートアーモンドオイル」なので、ナーバスになる必要はないようです。
スイートアーモンドオイルの使い方
スイートアーモンドオイルがすごい!ということがおわかりいただけたと思いますので、ここでは、もう少しだけスイートアーモンドオイルの用途や使い方について書いてみようと思います。
スキンケア
化粧水を塗る前にも、塗った後にも、そしてその両方にも!スキンケア用オイルとしても優秀です!
洗顔後の清潔な状態のお肌に塗れば、化粧水の浸透率をアップさせてくれますし、就寝前の最後の仕上げとして一滴塗れば、お肌の潤いキープに役立ちます。
香りが控えめなのも嬉しいポイントです。
※アーモンドオイルを使ったスキンケアについて詳しくは「保存版・アーモンドオイルのお肌・髪への美容効果とオススメ使用法まとめ!」をご覧ください。
髪のケア
頭皮ケア、傷んだ髪のダメージ修復、スタイリング剤の代わりなど、髪のケアにも役立ちます。
手の平に適量をとって頭皮マッサージをするだけの簡単ケアから、オイルを髪になじませたらシャワーキャップやバスタオルを巻いてのダメージ修復、さらに、スタイリング剤としても使えて、最近話題の「ぬれ髪女子」にもなれちゃいます!
浸透率が高いアーモンドオイルならではの嬉しい使い方です。
※アーモンドオイルを使った髪のケア法について詳しくは「アーモンドオイルで髪をケアしよう!目的別に使用方法を解説。」をご覧ください。
マッサージ
リンパマッサージ用のオイルとして自分に使うことはもちろん、ベビーマッサージにも使えます。
顔や顎などフェイスマッサージ用に使えば小顔効果が、脚用に使えば、脚のむくみの解消にも役立ちます。
また、アレルギーの起きにくい抗菌性の高いオイルなので、赤ちゃんのデリケートな肌にも最適ですよ!
※アーモンドオイルを使ったマッサージについて詳しくは「アーモンドオイルを使った、自宅でできるマッサージ法まとめ!」をご覧ください。
美白ケア
美白ケアにだって使えます。
スイートアーモンドオイルは天然のSPFを含むので、紫外線を防ぐのに効果的!
さらに、肌への吸収率が高いので、毛穴の中の古い皮膚細胞を取り除いてくれ、シミの予防に効果的です。
※アーモンドオイルを使った美白ケアについて詳しくは「アーモンドオイルの美白ケア法を公開!自宅で簡単・4つのケア法まとめ」をご覧ください。
まとめ
スイートアーモンドオイルとビターアーモンドオイルは別物!
スイートアーモンドオイルの方が、食用にも使え、美容オイルとしても、スキンケア・髪のケア・マッサージ・美白と色々な用途に使える万能オイルと言えるでしょう。
おすすめのスイートアーモンドオイル
とはいっても、スイートアーモンドオイルならどのオイルでもOKというわけではありません。
いくらスイートアーモンドオイルが美容に良いといっても、低品質なオイルでは美容に効果がないどころか、逆に肌や髪を傷めてしまうことがあります。
つまり、最も重要なのがオイルの質です!
プロに愛されるバスターミナルのスイートアーモンドオイル!
そこでおすすめなのが、バスターミナルのスイートアーモンドオイルです。色々なエステサロンでエステティシャンに愛用されている高品質オイルです。自信をもっておすすめできます。
プロに愛される理由は、原料と製造法へのこだわり。原料となるスイートアーモンドは、本場カリフォルニア産のものを使用し、伝統の「コールドプレス」製法によって、じっくり搾り取りました。
※コールドプレス製法:ゆっくり圧力をかけて”低温”で搾り取る、手間暇のかかる伝統の抽出方法。高温になると壊れてしまう栄養素を損なうことなく抽出できます。
バスターミナルのスイートアーモンドオイルの特長
バスターミナルのスイートアーモンドオイルの特長は、伸びの良さと使い心地の良さにあります。
1プッシュで腕全体に伸ばせるほど”伸び”が良く、やや重めのテクスチャーですが、さらっとしていて使い心地が抜群。
そのため、スキンケアにも、髪のスタイリングにでも使える抜群の使い心地です。
プロのエスティシャンの方々に愛用いただけているのも、ひとえにこの特長を実感いただけているからではないでしょうか。
※参考元
https://www.susansoaps.com/blog/what-is-the-difference-between-sweet-almond-and-bitter-almond/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%89