本当に「半身浴」を知っていますか?半身浴の知識まとめ!

  • LINEで送る

プライベートな空間で自分と向き合い、気分転換の時間が取れるリラックスタイムとして半身浴が好きな女性は多いですよね。

「半身浴」でダイエットができる?

「半身浴」で美肌になれる?

…そんな先入観で半身浴をされている方は、半身浴を間違えて理解しているかも!

今から一緒に、半身浴の「正しい知識と入浴法」を見直してみましょう!

そもそも「半身浴」って何?

「半身浴」とは38℃ほどの温めのお湯にみぞおち周辺まで浸かり、20分程度温まる入浴法です。

 

「半身浴」ってどんなポイントが良いの?

半身浴のメリットは大きく分けて3つあります!では、順に詳しく確認しましょう。

1. 半身浴は、身体への負担が少ない

「半身浴」は、肩や首までお湯に浸かる「全身浴」よりも身体にかかる熱や水圧が少なく、負担が少ない入浴法です。

皮膚には血管が多く存在し、入浴によって身体にはお湯の水圧が大きくかかります。


「全身浴」は1mの水深では1平方cmあたり100gの水圧がかかるとされています

例えば身長170cm体重60kgの人の場合、首から下の体積表面から計算すると、なんと全身に約600kgの水圧が!

その水圧により血液が流れにくくなるので、血流量を確保するために、心臓は心拍数を上げます。

その結果、血圧が上がり、心臓の負担も大きくなってしまうのです。


「半身浴」は「全身浴」に比べて、お湯に浸かる部分が少ないため、心臓の弱い方や水圧が苦手な方には安心できる入浴法と言えるのです。

2. 半身浴は、多量の汗をかける

前述のとおり「全身浴」に比べて熱や水圧などの負担が少ないために、ゆったりと長時間の入浴がしやすいので、多量の汗をかくことができます。

もちろん、シャワーを浴びるだけでは得られない効果です。

汗をかくことで、身体もスッキリし、むくみの改善なども期待できます

3. 半身浴は、リラックス&リフレッシュができる

半身浴 入浴 肌 ダイエット リラックス

衣服を付けず入浴する空間は、服も悩みもすべて脱ぎ去ることのできる完全なるプライベートな空間。

まわりを気にせずリラックスできる空間です。

この効果を「開放・密室効果」と呼び、入浴が生み出すポジティブな作用の1つです。

さらに、温めのお湯に浸かることで副交感神経が優位になり、身体もリラックスモードになります。

さらに、「半身浴」は長時間入浴がしやすいので、音楽や読書、スキンケアに時間を充てるなど……毎日の疲れや悩みなどを洗い流し、自分と向き合える時間がもてるのも魅力です。

 

知っておきたい「半身浴」の注意点は?

「半身浴」を行う上での具体的な注意点は以下の6つです!

1. 半身浴の前にもコップ1杯の水分補給を

水、水分補給

「半身浴」は熱や水圧などの負担が少なく、ゆったりと長時間入浴しやすいため、気づかぬうちに多量の汗をかくことがあります。

発汗によって水分が失われた身体は、血液の粘度が高まることで、ドロドロの状態に……。

それを防ぐには、まず入浴前に1杯のお水を飲むことです。

入浴後には喉が渇くので、水分補給をする人は多いのですが、入浴前にも必須だということをお忘れなく!

2. 半身浴でも必ずかけ湯をしてから、浴槽へ

身体をお湯の温度に馴らすことが入浴では必要です。そのために、必ずかけ湯をしましょう。

心臓から離れている部分、足からスタートし、ふくらはぎ、太ももと、上半身へとかけ湯を行います。

お湯の温度に馴れるとともに、簡単に汚れを洗い流してからゆったりと浴槽へ!

3. 身体が冷えないように、上半身にはタオルをかけて

「半身浴」を行い、血液循環が活発になることにより上半身にも発汗が促進されます。

しかし、入浴を始めたばかりの時や寒さを感じた時は、乾いたタオルを肩にかけるなどの対応も必要になります。

4. 高温のお湯に浸からない

42度を超える熱いお湯は、炎症や痒みを引き出す原因となる物質「ヒスタミン」ができやすくなり、肌が荒れる要因になります。

43度以上になれば、タンパク質の変性もおきるので、皮膚全体に悪い影響を与えると言われます。

5. 何度も入浴したり、長時間の長湯をしない

人がもともと持っている自前の「天然の保湿オイル」である皮脂やセラミド、NMF(天然保湿因子)は入浴時にお湯に溶け出します。

食事で使用した油分の多い食器を洗う際、お湯で洗い流したほうが素早くサッパリ洗い流せることがありませんか?

それと同じで、高温であればさらに皮脂やセラミド、NMF(天然保湿因子)は溶け出しやすくなるのです。

すると肌のバリア機能は崩れ、水分も合わせて失ってしまいます。

必要以上の入浴や、長時間の入浴は肌の状態を整えるためには絶対NGです。

6. 半身浴や、湯上り後のスキンケアは10分以内に

肌 スキンケア ボディケア

お湯に浸かると角質全体が水分を吸い、潤っているように感じますが、それは一時的なものです。

角質層が吸収した水分はお風呂を出て約10分程度で消失し、皮膚水分量が入浴前に戻ると言われています。

潤いやコンディションを保つには、お風呂上がりの10分以内にケアするのが勝負です!

 

「半身浴」をより楽しむなら入浴剤!

入浴剤 入浴料 バスソルト

入浴剤等を入れて「香りや蒸気の潤い作用」を上手に取り込む「蒸気・香り作用」というものがあります。

人の身体は口腔内や鼻腔内の粘膜が乾燥すると免疫などの様々な機能が低下します。

浴室内の蒸気を吸い込むことで乾燥を緩和させることや、香りでリフレッシュするなど自律神経の調整に有効とされています。

では、より入浴を楽しむための入浴剤の色や香りの選び方についてお話しします。

1. 神経を落ち着かせ、いつもの自分を取り戻すには…

アロマ カラー リラックス

【湯色】 気持ちを冷静に穏やかにさせるグリーン系、乳白色系、冷静さを取り戻すブルー系

【香り】 ラベンダー:爽やかでフローラルな香りは鎮静作用があり、自律神経を整え、心身ともにリラックスさせてくれる香りです。

【香り】 ゼラニウム:ローズに似たグリーンフローラルの香りは、心身の両面に対してバランスを整え、ストレスによるイライラや不安を鎮めます。

2. 自信を持ちたい!行動的になりたいなら…

アロマ カラー リフレッシュ

【湯色】 積極的に活動し、自信を持ちたいなら赤系がお勧め

【香り】 ローズ:甘いフローラルな香りは、心に多幸感や高揚感を与えるとされ、気分を高めて自信をくれる香りです。

【香り】 グレープフルーツ:さわやかでスッキリした中にも苦味と力強さのある香りは、交感神経を活発化させる香りと言われ、気分を明るく活性化してくれます。

3. 穏やかに自分をさらけ出し打ち解けたい時には…

アロマ カラー フレンドリー 和む

【湯色】 穏やかで前向き、希望と元気をくれるイエロー系がお勧め

【香り】 柚子:柚子のやさしく温かみのある香りは、不安を和らげ和やかにポジティブな気持ちにさせてくれます。

柚子の精油の香りには吸引することによって、生理前に起こりがちなネガティブな感情が減少した研究論文などもあります。PMSの特徴であるイライラや情緒不安定さの緩和にも、効果が期待できるとされています。

【香り】 ネロリ:オレンジに似た甘いフローラルな香りは、ストレスを和らげ気分を明るくリラックスさせる香りです。

4. その他には…

色や香りは個人の好みが大きく反映されます。

一般的なものをご紹介しましたが、自分の好きな色や香りでリラックスできることが一番重要なポイントです。

色々と試してみて、自分にピッタリあうものを探してみてくださいね。

>色と香り、発汗にこだわった3種の入浴料「美SPA ASEDAKUGERUMA」をチェック!

 

女性が1番知りたい「半身浴」の疑問!

1. 「半身浴」でダイエットできるって本当?

ダイエット 代謝 体重

そんな内容のブログはよく見かけますよね…ずばり、その答えはNOです!

そもそもダイエットとは体脂肪を減らすこと。「体重」が減ることと、「体脂肪」が減ることはイコールではありません。

入浴により身体が温まり、血流が良くなる、汗をかく…など、身体の代謝を上げることは健康面やダイエットのサポートに繋がるポイントですが、「半身浴」で長時間お湯に使っても脂肪が減るものでもありません。

長時間半身浴を行い、入浴後に体重の変化があったとしても、汗をかき「水分が身体から排出されている状態」によるものです。

脂肪を燃焼させるには「体温・血流・代謝を高める生活を心がけること」が重要です

そのためにシャワーではなく「半身浴」を選び、入浴するのは「体温・血流・代謝を高める生活を心がける」上でプラスに働くと言えます。

湯冷めしない方法&体を温めるメリットまとめ【入浴剤メーカー監修】

 

2. 「半身浴」で美肌になれるって本当?

肌 スキンケア

こちらもYESとは言えません。

先程、入浴に関する注意点でもお話しましたが、必要以上の入浴や、長時間の入浴は肌の状態を整えるためには絶対NGです。

入浴から美肌に働きかけるには、シャワーや「半身浴」ではなく、全身の血流を改善して肌の代謝を促進してくれる「全身浴」のほうがおすすめ!

卒業!乾燥肌!「無添加入浴剤&入浴法×5」でステキなあなたに

保存版!酵素入浴剤の効果&おすすめ入浴剤まとめ。美肌・体臭予防・デトックス!

 

半身浴まとめ

「半身浴」はゆっくり、気分をリラックスさせるのに最適な入浴法。

「全身浴」は「半身浴」より、ダイエットや美肌へのサポートになりうる入浴法と言えます。

皆さんも、気分次第で入浴方法や入浴剤を使い分けて素敵なお風呂ライフを!

次回は、全身浴の知識を見直します!またお付き合いくださいね。

 

 

参考元】『入浴検定 公式テキスト お風呂の「正しい入り方」』,2017年

参考元】https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28481623

  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*